県HP 感染者情報を誤掲載 2人分、勤務先や利用施設 三重

【記者会見で、感染者情報の掲載について謝罪する県幹部ら=三重県庁で】

三重県は30日、新型コロナウイルス感染者2人の非公開情報をホームページ(HP)に誤って掲載したと発表した。感染者の年齢や利用した介護施設の名称などを公開したといい、県は感染者らに謝罪した。

県によると、誤って掲載したのは、菰野町の80代女性と30代男性の個人情報をまとめた内部資料。2人の年齢のほか、女性が利用した介護施設や男性の勤務先を実名で掲載した。2人は同居家族という。

29日午後3時半ごろから約8分間にわたり、感染者情報に関する県のHPに掲載された。掲載の作業を担当した職員が掲載後に気付いて削除した。削除までの間に外部から33件のアクセスがあった。

広聴広報課の担当者が、感染症情報プロジェクトチーム(PT)から受け取ったファイルの内容を確認せずに掲載したのが原因。感染症情報PTも、内部資料をHP掲載用の情報として同課に送信していた。

広聴広報課の森川晴成課長は記者会見で「感染者や関係者にお詫びし、重く受け止める」と謝罪。感染症情報PTの中瀬元浩課長は「送信するファイルを複数人で確認するなど、再発防止に努める」と述べた。