データサイエンスの有用性説く 鈴鹿医療大でシンポジウム 三重

【新学科の目指す姿について講演する鶴岡教授=鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学(髙木純一理事長)は29日、同市南玉垣町の同大学白子キャンパスで、医療健康データサイエンス学科開設記念シンポジウムをオンラインで開き、医療健康データサイエンスの必要性について、同学科長の鶴岡信治教授(66)ら4人が講演した。

データサイエンスは各分野の知見を組み合わせ、データにより社会課題を発見、解決する新しい科学。

同学科は医用工学部医用情報工学科を改組し、今年4月に開設。今年度は44人が入学した。

鶴岡教授は「新学科の目指す姿」について、「AI、データ時代をリードする人材の育成」と述べ、「医療分野をはじめとする幅広い分野のデータを基に、課題発見や抽出、課題解決方法の提案、社会実装ができる人材を育成したい」と話した。

そのほか、三重大の伊藤正明学長は「データに基づく医療(EBM)の有用性と将来」、県最高デジタル責任者兼デジタル社会推進局長の田中淳一氏は「デジタル社会の到来とヘルスケア」、三重電子計算センターの小柴眞治社長は「データを利活用する新しい地域社会」をテーマに、それぞれの立場でデータサイエンティストの有用性について話した。

事前に申し込んだ約270人が参加し、配信を視聴した。