観光支援など54億7000万円 コロナ禍対策、県が補正 三重

三重県は28日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた宿泊施設や観光施設への支援策などを盛り込んだ約54億7千万円の一般会計補正予算案を発表した。6月2日の県議会本会議に提出する。

感染防止対策を実施する宿泊施設への補助金に33億4千万円を計上。サーモグラフィーや非接触型チェックインシステムといった設備の導入費を補助の対象とし、1施設当たり1千万円以内で補助する。

売上が減少した観光事業者への支援金には10億5千万円を計上。減少幅や事業者の規模などに応じて1事業者当たり200万円以内で支給する。観光施設の認証制度を設ける費用には1億円を充てる。

感染拡大の影響で資材の調達や製品の出荷が滞った事業者への補助金として3億2千万円を計上。対策に向けた調査費や海外からの設備移転などを対象とし、1事業者当たり3千万円以内で補助する。

約53億円は新型コロナに関連した国の交付金と補助金で賄い、残る1億7千万円は県債や寄付金を充てる。新型コロナに関連した県の補正予算は、令和元年度最終補正予算以降で17回目となる。

このほか、鈴鹿市の県立鈴鹿青少年センターと県営鈴鹿青少年の森について、施設整備や運営管理を約20年間にわたって民間に委託するために必要な51億2千万円を債務負担行為として設定する。