伊勢 皇學館大でパン配布 コロナ禍の学生応援 パン店「ぼうがいっぽん」 三重

【学生たちに自家製パンを配る山下さん(左)=伊勢市の皇學館大学で】

【伊勢】新型コロナウイルスの影響を受ける大学生を応援しようと、三重県伊勢市中之町のパン店「ぼうがいっぽん」は26日、同市の皇學館大学で学生らに自家製パンの無料配布を始めた。

同店主の山下隆弘さん(63)が「コロナ禍で、学生のアルバイト収入が減っているなどと聞く。何か力になりたい」と大学にパンの提供を申し出た。

この日は、朝から生地を仕込んで焼き上げたロールパン150個を用意。授業を終えた学生たちが次々にパンを手にした。

受け取った文学部2年の女子学生(19)は「アルバイトが少なく、収入が減った。温かい気持ちがうれしく、元気が出ます」と笑顔をみせた。

山下さんは店の休みを利用し、月一回程度、配布を続ける。「頑張っている学生さんのほっとできるパンになれば」と話していた。