津市自治会問題 3回プレゼントやりとり 被告知人と市長 三重

【津】補助金を津市からだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された元相生町自治会長の田邊哲司被告(61)の知人女性に対し、前葉泰幸市長がバレンタインデーの返礼品を贈っていた問題で、平成30年―令和2年までの3回にわたってプレゼントのやりとりをしていたことが24日、明らかになった。

市職員が旧相生町自治会に便宜を図っていたとされる一連の疑惑を調査する市議会の特別委員会が24日開かれ、前葉市長への証人尋問で明らかになった。これまでは昨年3月に贈った分だけを公表していた。

桂三発委員(一期一会)は平成30年ごろに知人女性が経営する飲食店を利用した際、前葉市長がバレンタインデーの返礼品を贈っている話を聞いたと指摘。前葉市長は「これまでに3回贈った」と証言した。

このほか、青山昇武委員(公明党議員団)は平成30年に開かれた田邊被告の親族の結婚式に触れ「職員50人が出席したと聞いている。前葉市長はお祝い金を渡しているのか」と尋問した。

前葉市長はお祝い金について「渡していない」と否定した上で「メッセージを届けた。それだけだ」と強調。祝電を送ったことは認めた。