短編映画「紡ぐ」来月上映 故郷亀山で高橋さん制作 三重

【短編映画「紡ぐ」の撮影風景=亀山市本丸町の旧亀山城多門櫓周辺で(高橋さん提供)】

【亀山】三重県亀山市出身の女優で映画プロデューサーの高橋理紗さん(33)=東京都在住=が主役を演じた、亀山を舞台にした自主制作の短編映画「紡ぐ」(約15分)の上映会が6月6日、同市東御幸町の市文化会館である。午前11時と午後2時。無料。いずれも上映後、高橋さんを交えたアフタートークを予定している。

物語は、同市生まれで東京在住の36歳の会社員哲郎が、子どものころ見た、大型絵本の読み聞かせが記憶に残っており、いつか亀山に帰って絵本作家になることを夢見ていた。婚約者のあやめを演じる高橋さんとレストランで食事中に突然「結婚したら俺の地元で暮らさない」から始まる。

あやめを連れて亀山に帰省した哲郎は、市内の歴史史跡や人の暮らしぶりを紹介しあやめに移住を進める。あやめは、哲郎の生まれた「亀山」で、2人のこれからの人生を「紡いでいこう」と決意する。

撮影は3月19日から3日間、東京から男優3人と地元から数名、監督らスタッフ総勢約20人が市内のレストランや旧亀山城多門櫓(やぐら)周辺のほか、高橋さんが子どものころ実際に大型絵本の読み聞かせを見た「宗英寺」など各所で行われた。

高橋さんは「生まれ育った『亀山』を違った角度から再発見することができた。短編映画を通じ、歴史や文化を大切にする自分のふるさと『亀山』の良さを多くの人に知っていただければ」と話した。問い合わせは市文化会館=電話0595(82)7111=へ。