県追加補正予算案 感染対策に77億円 ワクチン接種や時短協力金 三重

三重県は24日、ワクチン接種などの新型コロナウイルス感染症対策費として77億6539万円を追加する本年度一般会計補正予算案を発表した。27日の県議会本会議に提出し、即日採決の予定。

県によると、県主体のワクチン接種を実施する費用には4億4千万円を計上。会場の運営費や医療従事者の報償なども含む。市町の接種会場に医師や看護師を派遣する費用には5億2700万円を充てる。

県全域の飲食店を対象とした営業時短要請の延長に伴い、協力金に55億1千万円を追加。まん延防止等重点措置の12市町で営業時短要請に応じた大規模施設などへの協力金には8億800万円を計上した。

また、酒類販売事業者などへの支援金として1億9千万円を計上。重点措置区域にある飲食店への見回りに4100万円、感染者が発生した事業所が独自に実施するPCR検査への補助金に2100万円を充てる。

県は補正予算の全額を国の交付金で賄う方針。飲食店の取引業者などを対象とした支援金は、昨年度からの繰越分を充てる。新型コロナ関連の補正予算は、令和元年度最終補正予算以降で15回目となる。

一方、県は重点措置終了後の実施を予定している観光キャンペーンの費用を盛り込んだ補正予算案を6月中にも提出する方向で検討しているが、今後の感染状況によっては取りやめる可能性もある。