光るキノコ楽しんで 津の岩出菌学研究所 ヤコウタケ栽培キット販売 三重

【ヤコウタケ栽培キットを画像と共に紹介する多田所長=津市末広町の岩出菌学研究所で】

【津】三重県津市末広町の岩出菌学研究所は、同社が人工栽培する光るキノコ「ヤコウタケ」の栽培キットを期間限定で販売している。幼菌が柄を延ばし傘が開くと緑色に光る鑑賞用キノコで、毎年発売早々に売り切れるため今年から週ごとの販売数を決め売り切れないよう準備し6月上旬まで販売する。

「ヤコウタケ」は亜熱帯気候の小笠原諸島や八丈島などに育つ自然に光るキノコ。同社は平成25年に人工栽培に成功し同27年に家庭でできる栽培キットを開発した。毎年気温が栽培しやすい25℃程度で安定するこの時期に限定で販売しており全国各地から注文がある。

栽培キットは高さ10センチの専用透明容器▽ヤコウタケの菌糸が回った種菌▽腐葉土▽スポイト―が入る。写真付きの説明書通りにセットし直射日光が当たらない室内で育てると3―4週間で成長し2、3日光るという。

キットは津市の絵本作家、つつみあれいさんのイラスト箱入りで栽培後は貯金箱に再利用できる。栽培中の疑問や質問にはSNSやメールで答えており「光りました」と喜びの声が写真で届くという。多田有人所長(47)は「ヤコウタケの幻想的な光を楽しんでもらいたい」と話している。

1個税込み2750円。「岩出きのこオンラインショップ」または同社事務所(平日午前9時―午後5時)で購入できる。問い合わせは販売会社のシエン=電話059(213)0404=へ。