皇學館大、全日本大学野球かけ、きょう3校ともえ戦

【三重学生野球リーグ戦で5季連続優勝を決めた皇學館大=8日、津市安濃球場で】

全日本大学野球選手権(6月7日開幕・神宮ほか)代表決定戦を兼ねた東海地区大学野球春季選手権は22日、岐阜市の長良川球場で開かれる。三重、岐阜、静岡の各県リーグの代表3校がともえ戦で対戦し、優勝校が全国へ。県内からはこの春、5季連続7度目のリーグ優勝を果たした皇學館大が出場する。

三重学生野球リーグ春季リーグ戦で対戦校すべてから勝ち点を奪う完全優勝。リーグ最優秀選手賞を受賞した主将で捕手の中妻和哉(4年・鳴門)を中心とした堅守が持ち味だ。打線も粘り強く、優勝決定戦となった今月8日の三重大戦では1勝1敗に持ち込まれた三重大に一時逆転されながら七回の中妻の適時打で同点にし、村田怜音(2年・相可)の2打席連続本塁打で突き放した。

延長十回タイブレークの末、日本大学国際関係学部(静岡)に0―1で敗れた昨年秋の東海大会以降、守備に加えてバントの練習に励んだという。「強豪校はバントを1球で決める。バントミスを減らして試合を優位に進めたかった」と意図を明かす中妻は東海大会でも「ロースコアに持ち込み、勝負どころで1点取りきる試合展開を目指したい」と話す。

4年生にとって2015年以来の全日本大学選手権出場に挑む最後のチャンス。新型コロナウイルスの影響も色濃く、日頃感染対策に気を使う一方で、岐阜学生野球リーグでは東海大会目前で春季リーグ4位校が岐阜県代表に決まるなど波乱含みだが、集中力は切らさない。「全国大会に行ける確率は(3校中)自分たちが一番低いと思っている。自分たちのあり方を最後まで貫き、その結果が全国大会につながれば良い」(中妻)と平常心を貫く。

東海地区大学春季選手権 皇學館大(三重)、岐阜聖徳学園大、日大国際関係学部(静岡)が出場し、皇學館大は2015年以来2度目の全日本大学選手権進出を目指す。試合形式はともえ戦で、皇學館大は第2試合(午前11時~)で日大国際関係学部―岐阜聖徳の敗者、第3試合(午後2時~)で日大国際関係学部―岐阜聖徳の勝者との2連戦。新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われる。