南部自動車学校で県内初のオンライン学科教習 伊勢

【オンライン学科教習の様子(南部自動車学校提供)】

【伊勢】南部自動車学校(三重県伊勢市小俣町元町、加藤光一社長)は新型コロナウイルス感染症対策の一環として、県内で初となるオンライン学科教習の配信を開始した。

指定自動車教習所でのオンライン学科教習を巡っては、道交法を管轄する警察庁が昨年12月、教習生の利便性向上を理由に道府県警察や警視庁を通じて解禁を通達。これを受けて同校でも4月から県運転免許センターへの申請など導入に向けた準備を進めてきた。

同校では従来の仮免許取得前の学科教習10項目について、事前に録画した動画をビデオチャットサービス「Zoom」を使って配信。教習生は事前予約することで自宅などネット環境の整った場所から受講することができ、終了後は質疑応答にも応じるとしている。

少人数の予約制で今月17日から試験的に導入し、現在2人が受講。「普通の学科と遜色なく集中して聞くことができた」と受講生の反応も上々という。今後は理解度を確認しながら24時間配信や科目の拡大なども検討していく。

同校の米澤義幸副管理者(44)は「教習生や職員の安全担保に向けていち早くできることに取り組むことを考えた。運転技術以外の心も重視しており、より確実に理解できるよう通常の対面教習と併せて取り組んでいきたい」と話した。