加太駅改修して地域活動拠点に 亀山市の歴史的景観計画

【地域の活動拠点として整備するJR加太駅(亀山市提供)】

【亀山】三重県亀山市は、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」に基づき、国交省が「第2期亀山市歴史的風致維持向上計画」を今月19日付で認定した、とこのほど発表した。計画期間は同日から令和12年度までの10年間。

市は、平成20年度から13年間を第1期計画期間として認定を受け、旧亀山城多門櫓(やぐら)の外壁を板張りから白漆喰(しっくい)塗りに復原したほか、重要伝統的建造物群保存地区「関宿」に「関の山車会館」を整備。街道を巡行する山車の伝承や伊勢信仰に関わる「お木曳(ひ)き」などにも携わり、歴史的風致の維持向上に取り組んできた。

第2期計画では、第1期の取り組みを継続しながら、新たに同市加太から関町の西の追分間の大和街道を歴史的風致と位置付け、JR加太駅を改修して地域活動拠点として整備するなどを計画している。

市都市整備課の黒田康史グループリーダーは「大和街道を主に、城下町『亀山宿』と宿場町『関宿』双方の伝統的な営みを生かしたまちづくりの整備と美装化に取り組んでいく」と話していた。

県内では、同市のほか伊賀市と明和町が認定を受け、それぞれが歴史的風致の整備に取り組んでいる。