津 観葉植物のCO2吸収量調査 高田高が環境学習開始 三重

【貸与する観葉植物を伊藤教諭(右)に手渡す代々部長=津市高野尾町で】

【津】三重県津市高野尾町の赤塚植物園はこのほど、同市一身田町の私立高田高校に観葉植物6種を貸与した。生徒は環境学習の中で観葉植物のCO2吸収量を約1年にわたって調査する。

同社は平成29年から市内の小中学校、高校と名古屋産業大学(愛知県尾張旭市)と連携した環境学習に取り組んでいる。高田高生は同社の里山庭園で、光合成の前後で変化する緑化木のCO2吸収量を測定し、実験の経緯を学習用ビデオにまとめている。

今回貸与するのは同社オリジナル品種のセイヨウシャクナゲやクリスマスローズ、タイタンビカスなど6鉢の観葉植物。同校で1年にわたり緑化木と同様の実験をしてCO2吸収量を「見える化」し、同校が連携する台湾の生徒や学生との環境学習交流などで発表するる予定。

同社観光営業部の代々和生部長(42)は「それぞれの植物でどのような違いが出るのか、CO2濃度測定によって長年育ててきた私たちも知らなかった各植物の新しい側面が発見できるのでとても楽しみ」と述べた。

同校の伊藤文貴教諭(55)は「生徒の学習を通じて観葉植物で空気の清浄化が図れるのは素晴らしい。一般家庭で脱炭素の意識を高められる」と期待した。