度会郡の景色、鉛筆で描く 南伊勢町で瀬古さん60点披露 三重

【「度会郡の風景」をテーマに描いた鉛筆画と瀬古さん=南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で】

【度会郡】三重県南伊勢町五ケ所浦の町民文化会館で、同町の絵画愛好家、瀬古久司さん(68)の鉛筆画展が開かれている。23日まで。

59歳の定年を機に絵を描き始めた瀬古さんは、写実的な表現をモットーに濃さの違う2種類の鉛筆や36色の色鉛筆を使って濃淡をつけ、立体感を出した作品を制作。地元を中心に近隣市町の風景をスケッチし、写真を撮影して自宅で3―4日かけて仕上げている。

作品展は今回で9回目。「度会郡の風景」をテーマに南伊勢、玉城、度会、大紀の4町のさまざまな景色や建物を切り取った60点を出展した。

会場には歴史を感じさせる田丸駅、アオサ養殖の網が広がる海の風景、細やかに描写した内城田神社などを展示。お寺や古い建物は重厚感を出すためにモノクロで表現した。各作品にはくすっと笑ってしまうような瀬古さんの川柳が添えられ、訪れた人を楽しませている。

瀬古さんは「懐かしい風景や川柳を見て優しい気持ちになって帰ってもらえれば」と話した。