三重県議会議長に青木氏 副には稲垣氏

【就任会見に臨む青木議長(左)と稲垣副議長=三重県議会議事堂で】

三重県議会は18日の本会議で正副議長選を実施し、111代議長に青木謙順議員(64)=自民党県議団、5期、津市選出、115代副議長に稲垣昭義議員(48)=新政みえ、5期、四日市市=を選んだ。事実上の信任投票となったが、議長選で8人、副議長選で6人が無効票を投じたほか、立候補していない議員にも票が入った。

50人の出席議員が無記名で投票した。議長選では、青木氏が40票、前野和美(72)=自民党県議団、5期、津市=、稲森稔尚(37)=草の根運動いが、2期、伊賀市=両氏が各1票を獲得。残る8票は無効票だった。

副議長選では稲垣氏が42票、藤田宜三(70)=新政みえ、4期、鈴鹿市=、稲森両氏が各1票を獲得し、残る6票は無効票。無効票は、いずれも白票とみられる。

無効票や立候補していない議員への投票は、議員定数の3減と選挙区の改変を盛り込んだ条例改正への反発とみられる。最大会派の新政みえと第2会派の自民党県議団が候補者を調整したことへの不満を示す議員もいた。

就任会見で、青木氏は「使命と責任の重さに身の引き締まる思い。コロナ禍で通年議会の強みを生かし、感染症対策を速やかに実行するためしっかりと迅速に議論したい」とあいさつ。稲垣氏は「青木議長をしっかりと支え、議会改革の推進に取り組む」と述べた。

青木氏は三重大教育学部卒。旧一志郡や旧久居市の小中学校で教諭を務めた後、旧白山町議を経て、平成15年4月の県議選で初当選した。27年5月から1年間、予算決算常任委員長を務めた。

稲垣氏は立教大法学部卒業後、三重銀行で3年間勤務。平成15年4月の県議選で初当選した。四日市市長選に立候補するため、28年9月に辞職したが、31年4月の県議選で復帰した。