人権意識高揚へ決議 同性カップル住所無断公開 三重県議会「県民委縮させた」

小林貴虎議員(自民党県議団、1期、津市選出)が公開質問状を送ってきた同性カップルの住所を無断で公開した問題を受け、三重県議会は18日、議員の人権意識を高める決議案を全会一致で可決した。

決議は「県民のプライバシー侵害や誹謗中傷が発生した」などと、小林議員の行為に言及。「県民が公選職にある者に自由に意見を述べることを萎縮させた。県議会への信頼が損なわれた」と指摘した。

その上で、県議会が平成2年に決議した「人権県宣言」に立ち返り、各議員が人権意識の高揚に努めると明記。「人権が尊重される三重をつくる条例」に定めた県民の責務を率先して実行するとしている。

決議案の提出は住所公開問題の再発防止策として、最大会派の新政みえ(21人)が先月28日の代表者会議で提案。全ての会派が賛同し、12人の議員が今月17日付で日沖正信議長に提出していた。