妻絞殺、おおむね認める 56歳夫、木曽川に遺棄 津地裁初公判 三重

女性関係を巡り、岐阜市長良井田の自宅で、ベルトなどを使って妻の稲見美紀さん=当時(56)=の首を絞めて殺害し、三重県桑名市の木曽川に遺体を遺棄したなどとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職稲見勝利被告(56)の裁判員裁判の初公判が17日、津地裁(四宮知彦裁判長)であり、稲見被告は起訴内容を大筋で認めたものの「手では首は絞めていない」として、一部争う姿勢を示した。

冒頭陳述で検察側は「被告人が不倫相手との再婚をもくろんで、激しく抵抗した被害者の首を手やベルトで絞めて殺害した」と指摘した。

弁護側は、稲見被告の不倫を巡って美紀さんと口論するようになり「美紀さんからベルトを差し出されて『殺して』と連呼され、口論から解放されると思い殺害した」と主張した。

起訴状などによると、昨年7月29日、美紀さんの首をベルトで絞めるなどして殺害し、同30日、桑名市の木曽川に遺体を遺棄したとしている。