多気町に新事業所建設協定 朝日ガスエナジー 正確にサービスを提供 三重

【立地協定を締結した森社長(左)と久保町長=多気町役場で】

【多気郡】三重県多気町西山の多気クリスタル工業ゾーンに新事業所を建設する朝日ガスエナジー(四日市市西坂部町)の森明社長と久保行央町長は17日、同町役場で立地協定を結んだ。

同社はLNG(液化天然ガス)の供給やインフラ事業、設備工事を展開している。同町では住宅団地の多気ニュータウン相可台へのLPG(液化石油ガス)集中供給や、4月29日に一部オープンした大型商業リゾート施設「ヴィソン」の電気・ガス・上下水道のインフラ工事とエネルギー供給を手掛けている。

新事業所は約3千平方メートル。同町での産業エネルギー供給の拠点となるLNG・天然ガスサテライト供給基地「多気ガスセンター(仮称)」として9月に操業予定。

森社長は「ガスは二酸化炭素削減に貢献でき、分散型供給で災害時の寸断を防ぐ」とアピール。同町への立地について松阪ガスセンター(松阪市嬉野天花寺町)と伊勢営業所(伊勢市小俣町宮前)の中間にあり、紀州圏への玄関口に当たる利点を挙げ、「スピーディ、正確にサービスを提供できる」と話した。

久保町長は「企業誘致と働く場の確保は町の施策の大きな柱。多気クリスタル工業ゾーン約16ヘクタールは売買完了が97%を超えた」と歓迎した。