アユの友釣り解禁 大紀町・大内山川 待ちわびた釣り人、大物狙う

【解禁日にアユの友釣りを楽しむ釣り人ら=大紀町大内山で】

【度会郡】三重県大紀町内の大内山川で15日、アユの友釣りが解禁された。この日を待ちわびた釣り人らが早朝から初釣りを楽しんだ。

友釣りは縄張り意識が強いアユの習性を利用した漁法。大内山川漁業協同組合は解禁に先立ち、3-4月にかけて約30万匹の稚アユを放流した。渡邊典浩組合長によると稚アユは順調に成育し、天然アユの遡上(そじょう)も近年にないくらい多いという。

同町大内山の不動野橋付近では、町内外から訪れた釣り人らが長いさおを巧みに操り大物を狙っていた。

鈴鹿市の向井正直さん(80)は午前5時から釣り始め、約五時間で33匹の釣果。「ここ数年で川や魚の状態が一番いいので今年はたくさん釣れると思う」と笑顔を見せた。渡邊組合長は「新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底してもらい、釣りを楽しんでもらえれば」と話していた。