尾鷲高のプール改修完了 温水化、エアドームも

【完成した温水プールで練習する水泳部員たち=尾鷲市古戸野町の県立尾鷲高で】

【尾鷲】築60年以上が経過し、老朽化が進んでいた三重県尾鷲市古戸野町の県立尾鷲高校のプールが改修工事を終え、このほど完成式があった。

県教委などによると、プールは温水化され、取り外し可能なエアドームを設置したことで、天候を気にせず一年を通して練習ができるようになった。昨年6月に着工し、今年3月に完成した。総工費は約1億6500万円。温水プールがある県内の県立高は、四日市中央工業と尾鷲高の2校という。

尾鷲市では平成25年以降、温水プールがなくなったため、尾鷲高の水泳部員は6―9月以外は、車で約15分の場所にある紀北町立潮南中学校のプールを借りて練習していた。部員たちの練習環境改善のため、市教育委員会らが平成26年から、プールの改修を県に要望してきた。

現在、尾鷲高水泳部は男女計10人が在籍し、厳しい練習に励んでいる。

3年濵田新之介主将(17)は「高校で練習ができるので、練習がしやすくなった。自己ベストを更新し続け、県大会ではチーム総合優勝を目指したい」と意気込みを語った。

同部顧問の家崎なつ子教諭(32)は「移動の時間がなくなったので、選手の負担が軽くなり効率よく練習に取り組めるようになった」と話した。