小野薬品2人、贈賄認める 三重大病院汚職で初公判 津地裁

三重大医学部付属病院臨床麻酔部元教授に自社が製造・販売する薬剤を多数発注してもらう見返りに、200万円を提供したとして、贈賄の罪に問われた、医薬品の製造・販売会社「小野薬品工業」(大阪市)の社員、山本裕介被告(48)と宮田洋希被告(44)の初公判が14日、津地裁(四宮知彦裁判長)であり、山本被告と宮田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

起訴状などによると、同部の元教授の亀井政孝被告(54)=詐欺罪などで起訴=から、同社の薬剤「オノアクト」を積極的に使う見返りに寄付をするよう求められた宮田被告が、山本被告と共謀し、平成30年3月20日、奨学寄付金名目で同大名義の口座に200万円を振り込んだとしている。

検察側は冒頭陳述で、宮田被告が亀井被告から寄付を求められ、同社が200万円を入金した後の同年4月以降、同大病院のオノアクトの使用量が増加したと指摘した。