鳥羽のGW観光客58%減 前々年比、コロナ影響続く 三重

【鳥羽】三重県鳥羽市は春の大型連休期間中(4月29―5月6日)の市内観光施設の入込み客状況を発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う県独自の緊急警戒宣言や近隣府県のまん延防止等重点措置の影響などにより、緊急事態宣言下で大きく落ち込んだ昨年と同様に、観光客数、宿泊者数共に減少傾向となった。

同市観光課によると、昨年は緊急事態宣言の影響により主要施設のほとんどが休業・休館としたため、コロナ発生前の令和元年を比較対象に統計をとった。

この結果、鳥羽水族館やミキモト真珠島など市内9カ所の主要観光施設の観光客数は4万7571人(対前々年比58・1%減)となった。また市内144軒の宿泊施設から無作為に抽出した数値を基に算出した推計宿泊者数も2万4814人(同63・3%減)と減少が見られた。

JRや近鉄、伊勢湾フェリーなど公共交通機関の利用者数は1万105人(同79・3%)だったのに対して、有料道路の伊勢志摩スカイラインは5551人(同27・2%減)と小幅な減少となった。また鳥羽展望台など屋外型観光施設の利用者数の減り幅が比較的少なかったことから、3密を避けて自家用車で手軽な観光を楽しむ傾向にあったと分析している。