県が「社会的検査」実施へ 高齢者・障害者施設職員に 三重

三重県は13日、新型コロナウイルスの感染者が判明していない施設でも定期的に検査をする「社会的検査」の受け付けを開始した。特に感染が拡大している13市町の高齢者施設と障害者施設で職員に実施する。

県によると、重症化のリスクが高い高齢者と障害者の感染や職員による「持ち込み」を防ぐことなどを目的に実施。県内では高齢者施設で14件、障害者施設で1件のクラスター(感染者集団)が発生している。

施設の申し込みに応じて実施し、職員に対して週に1回のペースでPCR検査を実施する。対象は758施設、約1万8150人に上る。検査で職員の感染が判明した場合は入所者や利用者も検査する。

対象地域は「まん延防止等重点措置」が出ている12市町と、直近1週間の人口10万人当たり感染者が1週間連続で15人以上となっている津市。残る16市町については今後の感染状況を踏まえて検討する。

鈴木英敬知事は13日のぶら下がり会見で「戦略的に検査を実施することで、感染の早期発見につなげたい。集中的な実施で効果を高めるため、できる限り多くの施設に協力してもらいたい」と述べた。