いなべ ニホンカモシカ撃つ 県警、容疑の男逮捕 三重

国指定の特別天然記念物のニホンカモシカをライフル銃で撃ったとして、三重県警は12日、文化財保護法違反の疑いで、名古屋市南区豊田一丁目、会社役員安藤光一郎容疑者(46)を逮捕した。

逮捕容疑は3月14日の午前中、いなべ市北勢町別名の山林で、成獣のオスのニホンカモシカをライフル銃で撃って傷つけ、解体した疑い。「銃で撃ったのは間違いない」と容疑を認めている。

県警によると、安藤容疑者は狩猟目的で仲間や猟犬と入山。ニホンカモシカと認識していたが、ニホンカモシカと猟犬が対峙(たいじ)していたため撃ったという。その後、現場で解体した。解体した理由について「肉は食べたり犬の餌にしたり、角はキーホルダーにしようと思った」と供述しているという。

県教委が16日に「カモシカの一部が放置されている」と県警に通報。周辺の防犯カメラの映像などから安藤容疑者を特定した。