鳥羽水族館 スナメリの記録を絵本に 繁殖や飼育舞台裏 三重

【スナメリを特集した写真絵本「わたしはスナメリ」(鳥羽水族館提供)】

【鳥羽】鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽三丁目)でのスナメリの繁殖に関わる記録や飼育の舞台裏などを1冊にまとめた写真絵本「わたしはスナメリ」が完成した。11日から同館内売店や通販サイトで販売している。

スナメリは体長約2メートルのイルカの仲間で、伊勢湾など日本沿岸をはじめペルシャ湾やインド洋などに広く分布している。同館では昭和38年から飼育を開始し、現在は9頭を飼育。常に笑顔を浮かべているような愛らしい容姿から広く人気を集めている。

絵本はA4変型全24ページで、新日本出版社から4月30日に発売。ラッコやセイウチなど過去にも同館の飼育動物の作品を出版した動物カメラマンの松橋利光さん(51)が手がけた。

同館で誕生したメスの「ココロ」の人工哺育の様子や、繁殖を目的とする宮島水族館(広島県)とのブリーディングローンで行き来したオスの「ハッチ」や「ゴウ」など、平成29―令和元年までの飼育記録を写真と共に紹介している。

同館企画広報室の榊原麻友さん(25)は「なかなか見ることのできない飼育の裏側も紹介している。幅広い年代の方に見ていただければ」と話している。

税別1500円。問い合わせは同館=電話0599(25)2555=へ。