高卒内定率が過去最高 大卒就職率、リーマン次ぐ下げ幅 三重労働局発表

三重労働局は12日、3月に卒業した高校生や学生の3月末現在の就職・内定状況を発表した。高卒者の内定率は前年同月と比べて0・8ポイント増の99・9%で、調査を開始した昭和59年度以来、最高となった。

同局によると、3676人が就職を希望し、3672人が内定した。求人数は2085人(21・6%)減の7589人。求人倍率は前年同月を0・31ポイント下回る2・06倍だった。

産業別の求人数は製造業が前年同月より1079人少ない2871人で、大幅に減少。新型コロナウイルス感染症の影響で全8業種で減った。

一方、大卒者の就職率は93・2%で、2期連続で減少。前年同期を2・2ポイント下回り、リーマン・ショックの影響を受けた平成20年度に次ぐ過去2番目の下げ幅となった。就職希望者2435人のうち、2270人が就職した。

短大卒業者の内定率は0・7ポイント減の97・0%、高専は0・6ポイント増の99・4%だった。

三重労働局はコロナ禍にもかかわらず、高卒者の内定率が過去最高を更新した理由を「求人数とともに就職希望者も減ったため、求人倍率を一定数確保することができた。早期からのきめ細かな進路指導も就職につながった」とみている。