新型ウイルス 新たに49人が感染、男女2人が死亡 高校でクラスター 三重

三重県は12日、10代―80代までの男女計49人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。大橋学園高(四日市市)でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ4265人となった。

また、県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた90代の男女2人が11日に死亡したと発表。うち女性は変異株への感染が判明していた。県内感染者の死者は95人となった。

新規感染者は四日市で17人、津で6人、鈴鹿、松阪、熊野で3人、菰野、いなべ、桑名、名張、度会で2人、川越、亀山、伊賀、伊勢、志摩、鳥羽、非公表で1人。22人の感染経路が分かっていない。

このうち、四日市市、いなべ市、津市、鈴鹿市などに住む10代の男女5人は、大橋学園高の生徒。校内では8日に生徒1人の感染が判明したことを受け、生徒や教職員ら53人が検査を受けていた。

県は12日、同校で県内73例目のクラスターが発生したと認定。感染者は2つのクラスにまたがっているといい、生徒や教職員ら35人を検査対象に加えた。同校は10日から休校している。

クラスターが発生していた度会町の特別養護老人ホーム「わたらい緑清苑」では、新たに職員1人の感染を確認。津市の三恵技研工業安濃工場と伊勢市の会社でも、それぞれ従業員1人の感染が判明した。

鈴鹿簡裁と津北工事事務所でも、それぞれ職員1人の感染が判明。鈴鹿簡裁の職員は発症後に出勤していたが、県は「職場の感染防止対策は徹底されていた」として、勤務先での検査は実施しない。

また、県は12日、既に新型コロナウイルスの感染が判明していた10歳未満―80代以上までの男女162人について、変異株への感染を確認したと発表。県内の変異株感染者は802人となった。