高卒者など積極採用を 県教育長、経済団体に要請書 三重

木平芳定三重県教育長は11日の定例記者会見で、高校や特別支援学校の卒業予定者を積極的に採用するよう求める要請書を、県商工会議所連合会などの経済団体に提出したことを明らかにした。

県教委によると、提出先は同連合会のほか、県経営者協会、県商工会連合会、県中小企業団体中央会の計4団体。県の環境生活部長と雇用経済部長、三重労働局長の連名で11日に送付した。

要請書は「新型コロナの影響で体験活動ができなくなっても生徒の自立に必要な力の育成に努めてきた。全ての希望者が就職できるよう、課題解決や情報発信に取り組んでいる」と紹介した。

その上で「将来を前向きに捉えて地域社会の一員として貢献できるよう、積極的な採用を願う」と要望。進路選択に向けた時間の十分な確保や仕事内容を理解した上での就職に向けた配慮も求めた。

木平教育長は会見で、来月中に経済団体を直接訪問して積極的な採用を求めると説明。「事業所がハローワークに求人票の提出を始める6月1日を前に、まずは要請書を提出することにした」と述べた。