飯野高に「日本語学習クラブ」開設 外国人の高校生を指導 県教育長会見 三重

【定例記者会見で「日本語学習クラブ」の開設を発表する木平教育長=三重県庁で】

木平芳定三重県教育長は11日の定例記者会見で、外国人の高校生に日本語を指導する「日本語学習クラブ」を県立飯野高(鈴鹿市)に開設すると発表した。校外の生徒もオンラインで受講できるようにする。

県教委によると、県立学校で日本語の学習が必要な外国人生徒は昨年5月時点で262人に上り、18校に在籍している。多くの学校は日本語の専門指導員が不在で早期の習得が課題となっている。

日本語学習クラブは毎月5回のペースで放課後に実施する。県国際交流財団が派遣する講師や県教委の日本語指導アドバイザーが読み書きや会話を指導し、日本の社会制度や生活文化も教える。

本年度は飯野高の外国人生徒ら36人が受講する予定。校外の生徒を対象にオンラインでの受講者も募集している。授業の動画を生徒らに配信するほか、教職員向けの研修にも活用するという。

木平教育長は「それぞれの学校では国語の学習ができることを重点に日本語を指導してきたが、クラブでは社会で必要とされる実践的な日本語を早く身につけてもらえるようにしたい」と述べた。