三十三銀 新銀行スタートを報告 会長と頭取が知事に 三重

【鈴木知事(中央)に三十三銀行の発足を報告した岩間会長(右)と渡辺頭取=三重県庁で】

三十三フィナンシャルグループ(FG)傘下の三重銀行(三重県四日市市)と第三銀行(松阪市)が合併して1日に発足した「三十三銀行」の岩間弘会長(旧第三銀頭取)と渡辺三憲頭取(旧三重銀頭取)が10日、県庁を訪れ、鈴木英敬知事に新銀行のスタートを報告した。

両行は平成30年4月に共同持ち株会社の三十三FGを設立し、経営統合。両行の合併に向けて組織体制やシステムの統合などの準備を進めてきた。先月26日に金融庁から合併の認可を受けた。

岩間会長は「地域のお客様に愛され、信頼される金融グループとして、地域のために働く力を強化してきた。三十三銀行として両行が完全に融合することでさらに強化していきたい」と意気込みを語った。

渡辺頭取は「新型コロナウイルスの影響が1年以上続いている。資金繰りの支援ももちろん約束するが、事業の再生や再構築、資本勘定のお手伝いまで組み込まないと企業が疲弊してしまう」と危機感を示した。

鈴木知事は新銀行のスタートを祝福した上で、コロナ禍の県内経済への影響に触れ「中小企業・小規模事業者の事業継続や廃業阻止、業態転換をきっちりやっていきたいので、力添えをお願いしたい」と述べた。