伊勢市 新型コロナ、ワクチン集団接種始まる 一般高齢者向け 三重

【新型コロナウイルスワクチンを受ける高齢者=伊勢市生涯学習センターいせトピアで】

【伊勢】三重県伊勢市で9日、特設会場での一般高齢者(65歳以上)を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種がスタートした。初日は同市黒瀬町の市生涯学習センターいせトピアで140人が一度目の接種を終えた。

同市では4月19日からクラスター発生の危険性が高い高齢者施設で先行して接種を開始。一般の集団接種は市内公共施設を活用した特設会場5カ所と病院4カ所の計9会場での実施を予定しており、9日のいせトピア、10日の市立伊勢総合病院を皮切りに順次会場を拡大して、政府が目標としている7月末までの接種完了を目指す方針。

いせトピアでは、午前・午後の2部に分かれて高齢者への接種を実施した。医師や職員の誘導により初日は目立った混乱や混雑もなく、接種を終えた同市小俣町明野の小林桂子さん(74)は「全然痛くなかった。アレルギー等の話も聞くが受けた方が安心できると思い予約した。これで安心できる」と話していた。

同市では4月22日から予約受付を開始し、対象約4万人の約7割に当たる約2万7400人の予約が完了している。残り3割については医師会と連携を進めながら枠の追加や個人診療所での個別接種での対応などを検討するという。

集団接種を視察した鈴木健一市長は「当初希望者は7割くらいと見込んでいたが今は8―9割が接種を求めていると受け止めている。さらなる接種の機会を増やすため鋭意調整を進めていく。まだ予約できてない人も全員分のワクチンは確保しているので安心して欲しい」と呼びかけていた。