鈴鹿高陸上部、長距離を強化 総勢50人でスタート 三重

【1年生を加えて新しいスタートを切った鈴鹿高校陸上競技部=鈴鹿市内で】

鈴鹿高校(三重県鈴鹿市庄野町)陸上競技部が4月から長距離ブロックを強化する。中・長距離専門の顧問を2人配置。鈴鹿市立平田野中3年時の昨年秋、全国中学生大会女子800メートル4位入賞の松本未空ら1年生を加えて総勢約50人で新しいスタートを切る。

男子長距離ブロックに京都外大西高出身の前川雄教諭、女子長距離ブロックに上野工(現伊賀白鳳)高出身の田中将吾教諭が着任。前川教諭は東海大、田中教諭は日体大とともに箱根駅伝の強豪に進み、前川教諭は実業団でも競技を続けた。

指導者としても中学や高校、大学で経験を積む。今年3月まで公立中学の教員だった田中教諭は平田野中で松本選手を3年間指導した。「鈴鹿から全国、世界を狙える選手を育てたい」と思ったことが高校教員への転身の理由と話し「中高連携、県内のほかの高校とも切磋琢磨して強化していきたい」と話す。

陸上競技部が強化指定部となったことで部員も増えてきた。女子はこの春、松本選手を含め中・長距離専門の選手が7人入部した。長距離ブロックの3年生、伊藤綺更選手は「(新入生が入って)練習の質が上がった。皆で競い合い強くなりたい」と新戦力に期待を寄せる。

男女ともに全国高校総体(インターハイ)などでの個人での活躍のほか、京都・都大路で年末開催の全国高校駅伝出場を目標に掲げる。松本選手は個人の目標に「中学時代叶えられなかった日本一」と話し、駅伝でも「自分が頑張ればチームの結果もついてくる」と語り「全国の表彰台を目指したい」と意気込む。