三重県内新たに54人感染 新型ウイルス、1人死亡

三重県は7日、未就学児から90代までの男女54人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が50人以上となるのは7日ぶり。県内の感染者は延べ4044人となった。

県は新型コロナウイルス感染症で県内の医療機関に入院していた80代の女性が6日に死亡したと発表。陽性確認後に変異株への感染が判明していた。県内感染者の死者は89人となった。

県によると、7日現在の病床使用率は59・2%となり、前日から0・2ポイント低下した。一方、重症者用病床は前日から5・7ポイント上昇して32・1%となり、過去最高の4月23日と同数に達した。

市町別の新規感染者は津で19人、四日市で7人、鈴鹿、名張で5人ずつ、桑名、菰野で4人ずつ、度会で3人、伊勢、志摩で2人ずつ。朝日、大台、県外で1人ずつ。19人の感染経路が分かっていない。

このうちクラスター(感染者集団)が発生していた特別養護老人ホーム「わたらい緑清苑」(度会町)では再検査を進めたところ、新たに入所者4人の感染を確認。施設内の感染者は24人となった。

県内の介護施設で勤務する大台町の50代男性は3日に発症し、4日に検査を受けたところ陽性と判明。先月下旬に県外を訪問していたという。県は男性の勤務先で職員や利用者ら62人を検査する。

県外の20代女性会社員は1日から県内の別居親族宅に滞在し、3日に発症。5日に県内で検査を受けて陽性と判明した。複数の家族による食事会に参加したといい、県は別居親族ら12人を検査する。

また、県は7日、これまでに新型コロナウイルスへの感染が判明していた50代と60代の男女3人について、変異株への感染を確認したと発表。県内の変異株感染者は631人となった。