墨の濃淡、質感豊か101点 四日市で三重水墨画会が作品展 三重

【会員らの会心作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】菰野町大羽根園の三重水墨画会は7日、四日市市安島の市文化会館第1展示室で、「第35回・三重水墨画会展」を開いた。主宰する大平可宗さんら講師3人と所属する12グループの会員94人の会心作101点を展示している。9日まで。

湧き立つ霧の中を進む小舟を描いた「夢先案内人」、木漏れ日が差し込む林道を歩く僧侶の後ろ姿「時の旅人」、稲光に浮かび上がる大樹「雷鳴」、サバンナで憩うゾウの群れ「ケニア国立公園」などが並ぶ。いずれも墨の濃淡で質感豊かに表現した作品が来館者らの目を楽しませている。

同会は36年前に創設。会員らは、それぞれの会場で月1―2回研さんに励んでいる。2代目の主宰を務める大平さん(90)は「昨年はコロナ禍で中止にしたが、今回は感染防止策を徹底して開催した。楽しみながら描いた会員らの心が伝わればうれしい」と話していた。