協会けんぽ三重支部 健康経営の「チャレンジ」評価 「健康行動の動機づけに」

全国健康保険協会(協会けんぽ)三重支部はこのほど、令和2年11月から令和3年2月にかけて実施した行動経済学を応用した健康づくりプロジェクト「三重2020 健康チャレンジ」の健康行動を評価し、「健康経営の取り組みが自発的な健康行動への動機づけになった」ことなど報告した。

この取り組みは協会けんぽ三重支部が帝京大学と連携し、産業医の設置義務がなく専門家の意見を受けることが難しい中小企業の健康経営推進を支援しようと実施。健康無関心層にも効果が期待される行動経済学を応用した健康づくりの取り組みを選定した中小企業に取り組んでもらい、効果検証するもの。

参加事業所を健康事業所宣言に参加している事業所を対象に募集し、6事業所を選定。簡単な運動を推進する「ながら運動」や食生活のリテラシーを高める「社食健康クイズ」などにそれぞれ取り組み、実施前後のアンケート調査によって健康行動の変化について評価を行った。

取り組み前後の生活習慣比較では運動や食生活などの項目で取り組み後の方がよい数値となったが、事業主や担当者の意欲レベルの差により取り組みの推進度合いや参加率に大きな差が生じたことがわかった。

協会けんぽ三重支部では効果が見られた「ながら運動」や「社食健康クイズ」について「今後、取り組みの流れなどマニュアル化し、他の企業にも取り組んでもらえるようノウハウを提供していきたい」としている。