石水渓林道を10日まで交通規制 一方通行、路駐を禁止に

【訪れたドライバーに交通規制を知らせる市職員ら=亀山市安坂山町の石水渓入口で】

【亀山】亀山市は1日、同市安坂山町の景勝地「石水渓」から滋賀県へ抜ける林道安楽越線(同町―滋賀県甲賀市土山町)を大型連休中の今月10日午前9時―午後4時まで、試行的に滋賀県方面へ向かう一方通行にし、路上駐車を禁止したことを知ってもらおうと、石水渓入り口で、訪れる人らにチラシなどを配って啓発した。

市地域観光課と産業振興課森林林業グループ職員ら計6人は、訪れた車両一台一台を止め、利用目的を聞き取り、チラシ「亀山市からのお知らせ」を手渡して理解を求めた。

安楽川の上流にある石水渓は、市内唯一の景勝地として四季を通じ、県内外から多くの人が、山菜採りや川遊び、紅葉を楽しむ人らが訪れている。

交通規制は、昨年夏場に水遊びやキャンプなどアウトドアを楽しむ人らの路上駐車が増加し、幅員約3メートルの道路での交互通行ができずに渋滞が頻繁に発生。山岳事故や水難事故の際、緊急車両の通行の妨げとなるため、4月29日からの期間限定で初めて実施した。

また、コロナ感染症拡大防止と自然環境を守る対策として、石水渓でのバーベキューやたき火、キャンプも同期間中、禁止とした。市地域社会振興会が管理する「石水渓屋外研修施設」と「キャンプ場バンガロー」は、密集・密接を避けるため1―11日まで閉鎖とした。

市職員は「一方通行と路上駐車禁止は、あくまでもお願いであり道路交通法上の罰則はない。期間中の検証を踏まえて、今年の夏も実施するか検討する」と話していた。