2月の県内経済情勢 「厳しい状況も持ち直し」 三重

三重県は30日、2月の県内経済情勢を発表した。新型コロナウイルス感染症の影響から回復しつつあるものの低水準のため、経済情勢の判断を「厳しい状況が続いているものの、持ち直しの動きがみられる」と9カ月連続で判断した。生産分野は「持ち直しつつある」、個人消費は「持ち直しの動きがみられる」雇用情勢は「弱い動きとなっている中で、有効求人数などの動きには底堅さがみられる」との見方を維持した。

鉱工業や製造業の活動状況を示す鉱工業生産指数は前月と比べて0・6%増の106・4で、4カ月連続で上昇。生産種別では、電子部品・デバイス工業と化学工業が前月を上回った。

消費分野では大型小売店の販売額が前年同月と比べて1・0%減の238億400万円で、5カ月ぶりに前年同月を下回った。コンビニの販売額は、県全店で1・6%増の122億4600万円で2カ月ぶりに前年同月を上回った。

新車登録台数は前年同月比9・3%増の9093台で、5カ月連続で前年同月を上回った。新築着工数は2カ月ぶりに前年同月を下回り、757戸。有効求人倍率は前月と同じ1・10倍だった。

県統計課は生産活動の先行きについて「半導体が不足している影響で輸送機械工業の生産活動に落ち込みが予想されるため、好調さに欠ける」とみている。