鈴鹿 命の大切さ伝える 神戸高で事故被害者遺族が講演 三重

【交通事故被害者遺族として、命の大切さについて話す鷲見代表=鈴鹿市神戸4丁目の県立神戸高校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市神戸四丁目の県立神戸高校(北村武校長)で28日、「命の大切さを学ぶ教室」があり、交通事故被害者遺族として命の尊さを訴える活動をする「いのちの言葉プロジェクト」の鷲見三重子代表(67)=東員町=が、生命の大切さについて講演した。

同教室は被害者支援活動への参加促進や規律意識向上を目的に県警察本部が主催。中高生を対象に毎年実施し、今年度は同校が初めて。

鷲見代表は23年前に16歳の長男を交通事故で亡くしたことをきっかけに、県内各地で事故の悲惨さと命の大切さを伝えている。

「命はお金で買えないことを思い知らされた」と自身の体験を振り返り、「命がなくなることは夢がなくなること。未来がなくなること」と話した。

最後に「被害者や加害者になると、自分の花を咲かせることは難しくなる」「社会のルールを守っていくこと、言葉を大切にして生きていくことを忘れないで」と呼びかけた。

全校生徒約920人が参加。コロナ対策として1年生は体育館で直接話を聞き、2、3年生は各教室でリモート配信で視聴した。