四日市 立体造形39点を展示 京都女子大教授の矢野さん 三重

【作品を紹介する矢野さん=四日市市栄町のフランス菓子と小さなギャラリー「クロード・リュッツ」で】

【四日市】京都女子大教授で日本美術家連盟・一陽会会員の立体造形作家、矢野真(53)さん=滋賀県大津市=による個展「小さな星空たち」が29日、三重県四日市市栄町のフランス菓子と小さなギャラリー「クロード・リュッツ」で始まった。月曜、火曜、水曜日は休み。5月9日まで。

ミヒャエル・エンデ作「モモ」とサン・テグジュペリ作「星の王子さま」、宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」の世界をテーマに、絵画と彫刻を融合させたレリーフや立体造形作品39点を展示している。

少女モモのストーリーの中から、時間の大切さを時計の歯車や針で表現した「時間貯蓄銀行」、「星の王子さま」から「大人は気がつかない」、「銀河鉄道の夜」から、家々の遥か上空を突き進む列車をレリーフペインティングで表した「よるのやみを照らす火」など、現実と四次元の世界のはざまを幻想的に表現した作品が並ぶ。

矢野さんは東京都出身。三重大卒業後、東京芸大大学院に進み、在学中から個展活動を始めた。これまでに数多くの受賞歴があり、幼児造形に関する著書も多い。「物語の一場面を閉じ込めた作品を楽しんでいただけたらうれしい」と話していた。問い合わせは同店=電話090(2770)9248=へ。