里地里山の荒廃に歯止めを 玉城町の保全会と「山田清掃」が協定

【協定を締結した大藪会長(右)と平川常務=玉城町役場で】

【度会郡】三重県玉城町有田、佐田地区の住民らでつくる「清し有田佐田沖環境保全会」と伊勢市中須町の「山田清掃」は27日、「農山村活性化の取組に関する協定」を締結した。

同会は里地里山が荒廃している現状に歯止めをかけようと、ビオトープの整備や里山ガーデニングコンテスト開催など農村環境保全活動を実施。取り組みに賛同した同社も昨年から活動に参加している。

県は「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」を通じて、農山漁村の有する豊かな地域資源を生かして社会貢献や新規ビジネスなどに取り組む企業や地域を応援していて、今回の協定も同事業の一つとして推進。今後も里山保全やビオトープ整備、遊休農地活用などに関する活動に同社が参加し、地域活性化の取り組みを進めていく。

町役場で締結式があり、立会人として辻村修一町長と県知事代理で伊勢農林水産事務所の太田憲明所長が出席。同会の大藪成明会長(64)と同社の平川学常務(40)が協定書を交わした。

大藪会長は「協定の締結を契機に両者の連携を密にしながら協働を積み重ねていきたい」、平川常務は「将来的に竹林の里山保全にも取り組みたい」と話した。