玉城町 地域活性化起業人を派遣 2企業と連携 三重

【オンライン締結式で2社の関係者(左画面)と協定を結んだ辻村町長=玉城町役場で】

【度会郡】三重県玉城町は26日、総務省が推進する「地域活性化起業人プログラム」を活用し、コンテンツサービス事業や移住マッチングサイト「スマウト」を運営する「カヤック」(神奈川県鎌倉市)と、広告媒体の提案事業やイベントプロデュースなどを手掛ける「アド・ライブ」(愛知県名古屋市)の社員計2人を同町に派遣する協定を締結した。町が同様の協定を結ぶのは初めて。

同プログラムは、地方自治体が3大都市圏に本社機能を有する企業の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を生かして地域独特の魅力や価値の向上につながる事業に従事してもらい、地域活性化を図る取り組み。

同町に派遣されるのは、5月から総務政策課に所属し、移住・定住者促進に関する業務に参画するカヤックの名取良樹さん(42)と、6月から産業振興課に所属して観光振興、地域活性化に関する業務を担当するアド・ライブの川﨑佳祐さん(42)。派遣期間は3年間。

町役場でオンラインの締結式があり、カヤックの柳澤大輔代表取締役と名取さん、アド・ライブの遠藤隆一郎代表取締役と川﨑さんがリモートで出席した。

辻村修一町長は「経験豊富でいろんな知識を持っている2人に町の課題を解決するためにどうアドバイスしてもらえるのか期待している」と話した。

名取さんは「玉城町の持っている情報や適切なコミュニケーションをスマウトを通じて発信したい」、川﨑さんは「今ある町のイベントや祭りを強化し、特産物や観光資源を生かして町に来てもらう新しい取り組みをやっていきたい」と抱負を語った。