ヴィソン、あす開業 多気町の商業リゾート 産直市場やスイーツ 三重

【軽トラック荷台で販売する「軽トラマルシェ」=多気町ヴィソンで】

【多気郡】国内最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」(三重県多気町ヴィソン)の第1期開業を前に27日、報道機関向け内覧会があった。29日に全68店舗のうち18店がオープンし、同日午後3時に多気ヴィソンスマートインターチェンジ(IC)が開通する。

事業主体はアクアイグニス、イオンタウン、ファーストブラザーズ、ロート製薬の4社でつくる合同会社「三重故郷創生プロジェクト」。

開業は3期に分け、第1期は「マルシェ ヴィソン」15店と「スイーツヴィレッジ」2店、猿田彦珈琲の計18店舗。大きな屋根が特徴のマルシェには産直市場や軽トラマルシェ、海女小屋が入っている。スイーツヴィレッジはパティスリーとベーカリーショップ。

新型コロナウイルス感染拡大防止の県緊急警戒宣言発令中は利用を同町周辺住民に限る。オープニングセレモニーもしない。

6月5日の第2期で温浴施設など6店舗が加わり、7月20日の第3期で宿泊施設と食エリアなどが開業し、グランドオープンする。

運営するヴィソン多気の立花哲也代表取締役は「『地域と共に』がコンセプト。食と伝統文化をしっかり極め、どこにもない日本初の施設をつくりたい」とあいさつした。

久保行央町長は「多気町の伊勢芋、次郎柿、松阪牛を生かしていただきたい」と期待した。

辻口博啓シェフは「食の聖地をつくる。マルシェでは鮮度が高い農産物や海産物があふれかえる。食をテーマに繰り広げるアーチストと一緒にしっかり広げていく」と抱負を語った。

全国初のスマートIC直結民間施設となり、伊勢方面から施設内へ直接入れ、伊勢西ICから約12分で着く。年間約600万人の利用を見込んでいる。