法令順守にハンドブック 県教委、9月までに策定 教職員の不祥事根絶 三重

【不祥事の再発防止策について協議するコンプライアンス推進委員会=三重県庁で】

三重県教委は27日、教職員の不祥事を根絶するための対応策を検討する「コンプライアンス推進委員会」を開催した。教職員向けの法令順守のハンドブックを9月までに策定することを確認した。

委員会は令和2年度に教諭のわいせつ行為や逮捕など不祥事が相次いだため、今年3月に設置。次長と課長8人の計9人で構成する。本年度は7回に渡って開催し、ハンドブックなどを策定する。

会議は冒頭だけ公開。委員長の山本健次次長は「公教育への信頼が損なわれ、極めて重大な状況。学校現場の不祥事を根絶し、信頼される学校で在り続けるための取り組みを全力で進める」と述べた。

県教委事務局によると、委員会ではハンドブックを9月まで、管理職向けの危機対応マニュアルを年度内に策定することを確認。委員らは、不祥事の性質ごとに分類してハンドブックを策定することを提案した。

また、県立高校の教諭が教え子に「おまえが来たでマスクするわ」と発言した問題を再調査した結果も報告。生徒側の主張が認められなかったものの、結果を重く受け止め、再発防止に取り組む方針も確認した。