鈴鹿・松阪結ぶ中勢バイパス 5年度にも全線開通 三重

【開通の見通しが示された中勢バイパスと北勢バイパスの区間(三重県提供)】

国土交通省は27日、三重県鈴鹿市と松阪市を結ぶ中勢バイパスが令和5年度にも全線開通する見通しとなったと発表した。鈴鹿市北玉垣町―同市野町の鈴鹿(安塚)工区(2・8キロ)が同年度中に完成する見通しとなったため。

中勢バイパスは国道23号に並行する形で内陸部を通る全長33・8キロの道路。国道23号の渋滞緩和や物流の確保、災害時の輸送道路としての活用などを目的に昭和59年度に事業化し、平成5年度から段階的に供用を開始してきた。

また、川越町と四日市市をつなぐ北勢バイパスのうち、市道日永八郷線―国道477号バイパス間4・1キロの見通しも公表。令和6年度に開通する見通しで、北勢バイパス全長21キロのうち約6割が完成する。

このほか、紀宝町と和歌山県新宮市を結ぶ新宮紀宝道路は、6年秋頃に開通する見通し。国道42号に並行する形で沿岸部を通るものの、想定される最大津波高11メートルより高い位置を走行する。

鈴木英敬知事は27日のぶら下がり会見で「高規格道路や直轄国道は産業発展に資すると共に、大規模災害からの速やかな復旧復興で重要な役割を担うことから、機能強化が喫緊の課題。引き続き早期全線開通に向けて取り組む」と述べた。