三重県議会議員定数 正副議長案、合意ならず 議員有志で提出調整

【正副議長案を議案として提出することについて協議する代表者会議=三重県議会議事堂で】

三重県議会代表者会議は26日、議員定数を3減の48とする正副議長案を議案として提出することについて協議したが、合意には至らなかった。このため、日沖正信議長らは代表者会議としての提出を断念。最大会派の新政みえと第2会派の自民党県議団が議員有志で提出する方向で調整を進めている。

新政みえの稲垣昭義代表は代表者会議で合意できなかったことを受けて「代表者会議ではなく、有志で提出したい。議会として流れを決着させる」と述べた。自民党県議団の津田健児団長が賛同した。

一方、正副議長案のパブリックコメントで寄せられた「一部の議員や会派の思惑が入っていることがSNS(会員制交流サイト)で明らか」とする記述について、草の根運動いがの稲森稔尚議員が対応を尋ねた。

日沖議長はパブリックコメントの記述が示す投稿の内容をSNS上で確認したことを明らかにしつつ「投稿した本人の了解が得られていない」として、投稿者や投稿された内容は明らかにしなかった。

これに対し、稲森議員は「自民党県議団の議員が裏取引を認める内容を投稿している。東紀州や伊賀市の人への誠実さを欠く」などと批判。日沖議長と稲垣代表、津田団長がこの発言に抗議した。

正副議長案は鳥羽市(定数1)と伊勢市(同4)の両選挙区を合区して4、尾鷲市・北牟婁郡(同2)、熊野市・南牟婁郡(同2)両選挙区を合区して3とする。伊賀市選挙区は1減の2としている。