津・赤塚植物園 「藤のガーデン」開園 富士山麓から名木移植 三重

【テープカットする(左から)廣田副知事、赤塚会長、赤塚社長、前葉市長=津市高野尾町のレッドヒルヒーサーの森「藤のガーデン」で】

【津】三重県津市高野尾町の赤塚植物園の里山庭園「レッドヒルヒーサーの森」に24日、富士山麓から移植した藤の名木がそろう「藤のガーデン」がオープンした。初日は開園前に関係者による式典があり、新たなエリアの誕生を祝った。

藤のガーデンはより多くの花を楽しんでもらおうと同庭園南西側の栽培地約5千平方メートルに整備。前例がない中ガーデン事業部の村松潤一課長(40)を中心に平成29年から約2年かけて山梨県笛吹市の個人が育てる樹齢60―70年の名木22本を移植し、試行錯誤を重ね全ての木の活着に成功した。

式典で赤塚耕一社長は「当初どこの業者にも長距離の移植はできないと言われた中今日を迎えることができた。年々成長していくのを感じつつ庭園を楽しみ藤を見て不死身になって頂きたい」とあいさつした。

赤塚充良会長は「仕事を始めて60年絶えず新しいことを考えに挑戦してきた。これで終わりと言わずこの次何をしようかと考えている」と意欲を見せ、来賓の廣田恵子副知事と前葉泰幸市長と共にテープカットした。

園内の藤棚には濃い紫色の八重黒龍藤、紫や白の甲比丹藤などのほか珍しい黄金色の葉の藤を接ぎ木した棚など全13品種がある。

「藤のガーデン」は今月中が見頃で花が終わり次第終了する。レッドヒルヒーサーの森の営業時間は午前9時半―午後5時で、藤園のみ夜間の午後6時―同9時にライトアップする。入園料は1200円、夜間のみの入園は開花状況により500―700円。問い合わせはレッドヒルヒーサーの森=電話059(230)7789=へ。