
三重県は23日、木曽岬町新輪の工業団地「木曽岬新輪工業団地」(旧木曽岬干拓地工業団地)の第3期分譲(約19ヘクタール)について、来月10日から受け付けを始めると発表した。年末までの完売を目指す。
県によると、当初は第3期の分譲を令和4年度以降に実施する予定だったが、第1期と第2期の分譲に対する需要が想定よりも高かったことなどから、分譲の時期を前倒しすることにしていた。
1平方メートル当たり2万2千円で、売買契約から5年以内の操業と10年間の事業継続が条件。事業者の希望に応じて区画を決める「オーダーメード方式」とした第2期までとは異なり、5区画に分けて分譲する。
また、第2期は2カ月ごとに応募を取りまとめていたが、早期の操業開始を求める事業者の声を受けて1カ月に短縮した。分譲を希望する面積や雇用創出の規模が大きい事業者と優先的に交渉する方針。