男性の育休取得9.4% 1.8ポイント増にとどまる、三重県が調査

三重県は23日、県内の事業所を対象に実施した労働条件などに関する調査の結果を発表した。女性の育児休業取得率は前年比8.1ポイント増の99.0%だったが、男性は前年比1.8ポイント増の9.4%にとどまった。

県によると、調査は労使問題の解決や勤労福祉行政の推進などを目的に実施。昨年9―10月にかけ、県内の2000事業所に郵送で回答を依頼し、36.4%に当たる728事業所から有効回答を得た。

調査結果では、283事業所が過去1年間で、対象となる従業員に育児休業を取得させたと回答。取得した従業員のうち、女性は前年比82人増の290人、男性は1人増の19人だった。

管理職に占める女性の割合は21.9%、女性が働きやすい環境づくりを進めている事業所の割合は85.4%で、共に前年比3.1ポイント増。テレワークを導入している事業所の割合は12.7ポイント増の18.0%だった。

また、正社員の所定労働時間は一日当たりの平均が7時間50分、一週間が39時間17分で、いずれも前年度と同水準。所定外労働時間の月平均は前年度比五時間24分増の20時間49分だった。

鈴木英敬知事は23日のぶら下がり会見で、男性の育児休業取得率について「他県の事業所と比べれば高いが、まだ9.4%。事業所には制度と風土の両方を充実させてもらいたい」と述べた。