鳥羽水族館 オオグソクムシなど受け入れ 志摩マリンランドから 三重

【注意深く水槽からカブトガニを移す高村さん(右)=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】3月末で営業休止となった志摩マリンランド(三重県志摩市阿児町神明)で飼育されていた生物の一部が22日、受け入れ先の一つである鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽三丁目)へと移送された。

鳥羽水族館では、志摩マリンランドからの依頼を受ける形で飼育生物の受け入れを実施。第1弾ではアメリカカブトガニやネコザメ、オオグソクムシなど魚類や甲殻類10種63点を移送した。今後は5月から6月にかけて、ピラルクなど淡水魚やフンボルトペンギンなどの受け入れ作業を予定しているという。

この日は、鳥羽水族館の飼育スタッフ2人がマリンランドからトラックで水槽に入れた生物を搬送。一部を病気などを防ぐために薬剤を投与した予備水槽に移し、カブトガニやネコザメなど一部はさっそく展示用の水槽へと移した。

搬送後の健康状態は良好といい、同館飼育研究部の高村直人課長(53)は「水温など環境を変えないように注意した。大事に育てていきたい」と話していた。

マリンランドでは飼育生物約8千匹のうち約4割を譲渡しており、年内には全ての譲渡を終える予定という。同館の里中知之館長は「移管先でも多くのお客様にご覧いただければうれしい」と話した。