大紀町 稚アユ「大きく育って」 大内山川で児童ら放流 三重

【稚アユを放流する児童ら=大紀町大内山で】

【度会郡】大紀町大内山の伊良野橋下の大内山川で21日、大紀小学校全児童70人が稚アユの放流を体験した。

5月15日のアユ友釣り解禁に向け、大内山川漁業協同組合(渡邊典浩組合長)は町内を流れる宮川最大の支流、大内山川に3月末から6回に分けて約28万匹を放流。生き物や川に関心を持ってもらおうと、地元の小学生や障害者福祉作業所の利用者らを対象とした放流体験も行っている。

この日は児童らが2グループに分かれ、交代で体験を実施。ホースによる放流を見学後、バケツに入った体長約10センチの稚アユをゆっくりと川の流れの中に放った。同漁協によると、同日に大内山・紀勢地区の計10カ所に約5万匹が放流された。

渡邊組合長は「自分の目で見て触れることで生き物や川を大切にする気持ちを持ってもらえれば。今年は3、4月に雨が多く川は最高の状態。天然遡上(そじょう)も多いので期待している」と話した。