新型ウイルス 県内37人感染 重症者病床使用、初の30%台 三重

三重県は20日、未就学児から90代までの男女計37人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。重症者用病床の使用率が初めて30%台に達した。県内の感染者は延べ3226人となった。

県によると、新規感染者は四日市市で13人、津市で9人、伊勢市と名張市で3人ずつ、いなべ市、桑名市、亀山市で2人ずつ、川越町、松阪市、多気町で1人ずつ。17人の感染経路が分かっていない。

このうち多気町の80代男性は、クラスター(感染者集団)が発生した松阪市民病院の入院患者。当初の検査は陰性だったが、発症を受けた再検査で陽性と判明。この病院で判明した感染者は14人となった。

同じくクラスターの発生が確認されていた四日市市内の通所介護施設「大矢知福祉サービスセンター」では利用者を対象に検査を進めたところ、新たに3人の感染を確認。施設の感染者は10人となった。

園児1人の感染が16日に判明した津市内の保育園では、新たに園児3人の感染を確認した。園内の感染者は4人となり、園児や職員ら20人が新たに検査を受ける見通し。園は17日から休園している。

また、県は20日、今月上旬に発症して新型コロナウイルスへの感染が判明していた県内の40代男性について、変異株への感染が確認されたと発表した。県内の変異株感染者は202人となった。

20日現在の病床使用率は51%で前日から0・8ポイント低下した。一方、重症者用病床の使用率は前日から5・7ポイント上昇して30・2%。これまでで最高だった2月8日の26・4%を上回り、過去最高となった。